umentuのブログ

趣味や自学でプログラミングをする上で思ったことを書いていきます。pythonのブログ: http://blog.umentu.work

1回本を読む時間で3回(もしくは7回)読んでみる

プログラミングの本はボリューミーでジューシー

プログラミングの本は大体厚いです。500ページとかするものも少なくありません。かといって薄い本だと「内容的に大丈夫かなぁ」などと思います。「入門なら薄くてもいいか」という発想はとても大事だとは思います。でも「気合を入れて厚い本を」という人も多いのではないだろうか。だから書店には厚い本が並んでいるんでしょうね。売れますから。

そしてプログラミングの本はたくさん肉、もしくは肉汁が詰まっていてジューシーなものが多いです。噛もうにも弾力があって疲れるし、肉汁が服に飛び散っておてふきで拭かないといけないこともでてきます。読むのにとても時間も手間もかかるんです。これは本の厚さに比例するものではなく、薄いからといってもビーフジャーキーのようにしばらく噛んでいないと柔らかくならないような本もあります。

読み切るのは本当に大変なんです。
積んでいる本、ありませんか?(I'm afraid to look in the mirror.)

さらっと読んでみる

結論から言うと、読み切っちゃうといいと思います。 肉に例えると、"早食いチャンピオン"のような食べ方です。 味わわずに、とにかく早く、です。

もちろん、本に限らずに大抵のことは前のことを理解していないと新たな理解が得られない、ということが多いです。 この方法では、100%の理解ができないと思われると思いますし、自分でもそう思います。 でもいいんです。どうせ時間を書けて丁寧に読んでも100%理解できる人はそうはいないんですから。
小飼弾さんのような超天才な方であれば、全く別次元です。 極力時間をかけないで一冊読んでみる、というところが一つのキーポイントです。 そのペースは人それぞれです。極力ストレスレスな読むペースを見つけてみてください。

ただし、手元にパソコンを用意して極力コードを打ち込むことはやった方がいいです。 読んで理解できるのはプログラムを組める人たちだけですから。

読み終えたらすぐに読み返してみる

読み終えたらおかわりしてください。
早食いしたら次の皿を持ってきてもらうように、です。

時間を開けても構いませんし、すぐに読み始めても構いません。 とにかく一度読んだら再度読み返してください。 同じコードでももう一度打ちなおしてみてください。 何が書いてあるかは大体は頭に入っているのですから、読むペースははじめよりは上がると思います。

再度読み終えたらまたすぐに読み返してみる

ひどい読み方、と思うかもしれません。 でも、もう一度、もしくはもう何度かは読み返してみてください。

なぜこんな読み方をするのか

なぜこんな読み方をするのかというと、 後にどのようなことをやるのかを知っていると、それより前になぜそのようにやったのかがわかることが結構あるからです。

初めて読み始めたときに、「なんでこんなふうにやるのかな」と考え始めて思考停止してしまうことが多くあると思います。 自分はありました。というか今でもあります。 そんな状態で次に進んでいいのか、と思われるかもしれません。自分もそう思います。 でも、もう一度読み返した時にわかればいいや、という気持ちで次に進んで見るんです。 もう一度読み返せばいいや、と思っていれば意外と次にいけるものです。

3回くらい読み返せばわかるところとわからないところというのが見えてくると思います。 そうなってから、わからないところをじっくり読み返しても遅くはありません。 パラレルワールドの1度じっくり考えて思考停止してしまっているよりは何かしらのことがわかっているはずです。

自分としてはじっくりと一冊の本をやる方が好きです。 でも今後しばらくはこの方法で読んでいこうと決めて読んでいます。
もし、最近手が止まってしまっているな という方がいらっしゃったらこの方法を試してもらえればと思います。