umentuのブログ

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自分のできる範囲内のことをやれる能力

もはやプログラミングとは遠い話になってしまうのですが、なんとなく呆然と考えていたら書いてみたくなりました。

また思いつくままにそのままタイプしてみます。

 

結論からいうと、タイトル通りの能力は自分に持ち合わせていないと感じたところから始まります。結論から始まるというのもおかしな話ですね。

 

自分のできる範囲内のことをやれる能力。何を言っているのかよくわからないかもしれません。 そのままの通り、自分ができる範囲内のことをやる、ただそれだけのことができるかできないかです。もう少し踏み込めば、自分ができる範囲内のことをやって満足できる能力、というべきかもしれません。

 

私自身は、自分ができたことは大したことのないことだと思う傾向にあるようです。 既に出来てしまったのだから、そのことにあまり価値を置けないのです。 そのため、常に何かをしていないと落ち着かない、という気性です。何かしていないとどこかで損をしてるような気持ちになってしまうのです。これは結構疲れます。これくらいでいいや、が効かないのです。本当に疲れるとまぁいいか、となるのですが、そこまでは止まらないのです。

 

スイッチが入っている間は、体調面でも精神面でも調子がいいです。しかし、一度スイッチを抜くとスイッチがどこにあるのかがわからなくなってしまうことがたびたびあります。そのスイッチを探そうとするがあまり、スイッチを探すことに疲れて何もできなくなってしまいます。そうするとしばらくはなにもできないことを悔やみながら、何もしません。

 

そういう状態のことをふと考えた時に、自分できる範囲内のことをやって満足する能力というのは、自分にはない、優れた能力のように思えました。少し考えるとなかなか次に進まず、生産性のないようにも思えてしまうのですが、将棋の大局観のように長い時間で考えると、できるだけ満足できる能力のほうがいいな、と思いました。

 

村上春樹さんは、長編を書くときは調子が良くても悪くても一日に原稿用紙10ページ程度書くと本で読みました。ペースを守るというのも一定の満足を得る方法なのかもしれません。自分にはなかなかむずかしそうですが。